令和7年5月9日金曜日に、市制施行55周年記念事業めるへん文庫感謝祭の展示に合わせて、「エッセイの朗読会」を開催しました。めるへん文庫の審査員を務め、めるへん文庫の表紙絵・挿絵を描かれた長縄えい子氏のエッセイ『老婆は一日にして成らず』を図書館員が朗読しました。
場所はアビスタ工芸工作室で、1回目は16人、2回目は4人の参加がありました。
冒頭では朗読するエッセイの出版社・たけしま出版の社長である竹島いわおさんに、長縄さんとのエピソードをお話しいただきました。なぜ『老婆は一日にして成らず』というエッセイのタイトルがついたのかなど、活き活きとした長縄さんの姿を感じることができました。
その後、「手賀沼に惚れちゃって」「見栄」「私の妹」など手賀沼や家族がテーマの、心温まるエッセイを朗読しました。
参加者のアンケートでは「エッセイから、長縄さんの感性やお人柄がよく伝わった。朗読を聞く機会はなかったが、耳で集中して作品を楽しむことの喜びを知ることができた。」「耳に優しい朗読の声は、とても聴き心地が良かった。」などの感想が寄せられました。
朗読の様子